幹細胞の能力
幹細胞とは?
幹細胞とは、私たちの体の内側に眠る、限りなく「受精卵」に近い再生能力を持つ特別な細胞です。
たとえば、ケガや病気で肌や内臓・骨などの細胞がダメージを受けた際、そのダメージを元通りに修復しているのが幹細胞です。
幹細胞は
❶ 必要な細胞に変身 (分化) したり、
➋ 修復に必要な命令物質 (成長因子やエクソソーム) を分泌することで、
休みなく再生と修復を行ってくれている「体の中のお医者さん」のような細胞なのです。
幹細胞の2つの力
○ 分化能:皮膚や血液・神経など、さまざまな細胞に変身する能力
○ 自己複製能:自分と同じ幹細胞をつくり出す力。幹細胞の「若さ」を保つ源

“不死化”技術とその革新
通常の幹細胞には「分裂の回数に限界がある」という大きな制約があります。
いくら高い再生力を持っていても、幹細胞も老化しますし、やがては寿命を迎えます。
しかし、この限界を超える技術が、この日本において生み出されました。
それが、名古屋大学医学部の再生医療研究から生まれた「不死化技術」です。

“不死化”幹細胞とは
“不死化”幹細胞とは、優秀な遺伝子を持つ「エリート幹細胞」を“不死化技術”によって不老不死化した最先端の幹細胞です。(現在9か国の国際特許)
一般の幹細胞は、培養 (分裂) を繰り返していると、数週間で劣化が進んで死滅してしまうの対し、不死化幹細胞は分裂を何回繰り返しても半永久的に劣化も老化もしない究極の幹細胞なのです。

“不死化”幹細胞 培養上清
幹細胞培養上清とは、幹細胞を培養する過程で分泌される再生物質の集合体のようなものです。
その中にはEGFやFGFをはじめとするさまざまな成長因子や、近年注目のエクソソームなど、千種類を超える再生物質が含まれています。
この幹細胞培養上清を、選び抜かれた優秀な幹細胞 (エリート幹細胞) から作り出したものが“不死化”幹細胞培養上清となります。
“不死化”幹細胞 培養上清は「幹細胞そのもの」に代わって、再生医療の主役になりつつある“医療レベル”の培養上清なのです。
<補足>
一般の幹細胞は培養によって劣化が進み、数週間で死滅してしまいます。
そのため、培養上清をつくるにはそのつど“原料となる細胞”を大量に調達する必要があります。
しかし、生きた細胞が入手できる経路は非常に限られています。結果として美容クリニックの吸引脂肪や産婦人科の臍帯といった医療廃棄物が多くの培養上清の原料となっています。
これらの細胞は調達のたびに細胞が異なるため、安定した品質の培養上清をつくることは絶対にできません。また、細胞自体のドナー検査も行われていないため、安全性にも問題があると考えられます。
これら問題を一気に解決できる技術。
それが“不死化”幹細胞です。
正式に登録された健康で安全なドナー (提供者) からエリート幹細胞を採取し、それを“不死化”。
これによって、同一の遺伝子を持った最高レベルの幹細胞を繰り返し利用することが可能になり、同じ成分・同じ最高品質の培養上清を何度でもつくることができるのです。
※2025年現在、製造ロットごとに同一品質の培養上清を作ることの出来る世界に唯一の技術です。
「幹細胞」といってもピンからキリまで
【ポイント1】“部位”による違い
なぜ「歯髄」なのか?
歯髄は、私たちの体の中でもっとも質の良い細胞が集まっている部位です。
歯髄はエナメル質や象牙質で硬くガードされいるため、非常に良質な幹細胞を多く含んでいます。
歯髄幹細胞から作られた培養上清には、身体の再生や修復を促進する生理活性物質 (成長因子やエクソソーム) が、他の部位の幹細胞由来のものと比べて、圧倒的に多く含まれています。
脂肪由来、臍帯由来、神経由来など、さまざまな幹細胞がありますが、実は「歯髄幹細胞」こそ最高の幹細胞と言えるのです。
【ポイント2】年齢による違い
なぜ「乳歯」なのか?
私たちの“不死化”幹細胞美容™では、歯髄の中でも「乳歯髄」、つまり幼い年齢の歯髄のみを使用しています。
幹細胞は加齢につれて性能も数も急速に低下します。人間の場合、10才と40才では数十倍もの差があるのです。
培養上清の品質は、幹細胞の性能に完全に比例するため、原料となる幹細胞が若いほど性能の高い高品質な幹細胞培養上清がつくれるのです。

“不死化”幹細胞美容™を
支える“再生因子”
成長因子から“再生因子”へ
~ 幹細胞成分の歴史と進化 ~
EGFやFGFといった「成長因子」から最近話題の「エクソソーム」まで、すべては幹細胞が分泌する生理活性物質です。
従来の幹細胞成分は、これらの一部を“単体”または“組合せ”で利用していましたが、“不死化”幹細胞美容™では、数千種類もの差入り活性物質のすべてを含む “完全体” として利用しています。




主な生理活性物質とその役割
1. エクソソーム
細胞間の情報伝達物質で、細胞に“若返り命令”を伝達。
→ 受け取った細胞が、自発的に再生スイッチを入れる。
2. 成長因子・サイトカイン
EGF・FGF・TGF-βなどが細胞増殖や分化を促進。
→ 線維芽細胞の活性化、コラーゲン・エラスチンの生成促進、ターンオーバーの正常化など。
3. 抗炎症・免疫調整因子
→ 肌荒れ・老化の原因である微細炎症の沈静化。
お肌への働きかけ方
「人口の肌成分」を塗布して保湿する一般的な美容法に対し、“不死化”幹細胞美容では『自前の肌成分』をお肌自身に作らせるよう働きかけます。

