“不死化幹細胞”と一般の幹細胞との違い

“不死化幹細胞”とは、名古屋大学・医学部の再生医療研究から生まれた「半永久的に劣化(老化)しない幹細胞」です。優秀なエリート幹細胞を選別し、それに“不死化技術”を施すことによって生み出されます。

通常の幹細胞は培養(分裂)の過程で劣化が進むため、2週間~1カ月ほどで死滅してしまいます。それに対して“不死化幹細胞”は分裂を繰り返しても劣化することがなく、半永久的にその寿命と新鮮さを保つことができます。

  • 培養を繰り返すうちに “劣化(老化)”し、2週間~1カ月程度で“死滅”
  • よって毎回“同じ幹細胞”は使えない(ロットごとに原料が異なる)
  • 原料が毎回異なるため、含まれる成分の質も量も不安定
  • 培養を繰り返しても劣化しない
  • だから、毎回“同じ”エリート幹細胞だけを使用できる!
  • 毎回“同じ”原料を使えるため、含まれる成分の質も量も安定

幹細胞の由来による比較

幹細胞培養上清には、不死化歯髄由来・歯髄由来・脂肪由来・臍帯由来といったものがあります。
それぞれを比較すると、歯髄由来のものが最も多くの再生因子を作り出します。

不死化歯髄幹細胞の培養上清は、幹細胞の量と質が圧倒的に優れている、乳歯の歯髄を使用しています。
法的な手順を踏んだ正式な経路から提供されているため、安全面からも安心できます。

“エリート細胞”だけを利用できる不死化技術

「半永久的に劣化(老化)しない幹細胞」を作る“不死化技術”は、選び抜かれた最も優秀な幹細胞=エリート幹細胞に対して施されます。これによって、従来とは異なるレベルの幹細胞培養上清を作り出します。

エリート幹細胞から作られた
不死化幹細胞培養上清

不死化技術の利点

現在の一般的な幹細胞製品に使われている幹細胞培養液の多くは、不特定多数の幹細胞を混合して使用しています。

これに対して「不死化幹細胞培養上清」は、特定の提供者から最高のエリート幹細胞を選び抜いて使える技術です。

幹細胞成分の歴史進化 ~成長因子から“再生因子”

EGFやFGFといった成長因子から最近話題のエクソソームまで、全ては幹細胞が分泌する生理活性物質です。従来はその一部を“単体”や“組合せ”で利用していましたが、“不死化”美容ではその“完全体”を使えるようになりました。

歯髄幹細胞、その圧倒的な実力

“歯髄由来の幹細胞”は、他の部位由来の幹細胞を圧倒する量・濃度の生理活性物質(成長因子等)を含む幹細胞培養上清をつくり出します。
また、“不死化”美容では、歯髄の中でも「乳歯髄」のみを使用しています。幹細胞は加齢とともにその量も質も急激に低下するため、原料となる幹細胞が若いものほど新鮮で高品質な幹細胞培養上清を作れるからです。

由来別の成長因子の濃度差
年齢による幹細胞の減少